第12章 装飾記号
2.その他の装飾記号
1.上方モルデント
主音符と2度上の音間を すばやく1度だけ往復する奏法をモルデントといいます。
この場合、上に上がるわけですから、特に上方モルデントといいます。
記譜法は以下の2通りです。
例1.
例2.

例2.の場合、半音階的変化で移動したい場合の例です。
嬰記号は、省略します。
2.モルデント
主音符と2度下の音間を すばやく1度だけ往復する奏法をモルデントといいます。
場合によっては、2回往復することもあるようです。
記譜法は以下の2通りです。
例3.
例4.

例4.の場合、半音階的変化で移動したい場合の例です。
変記号は、省略します。
3.ターン
これで、一応楽典コーナー全コンテンツの終了です。
: 主音符を中心として『旋回』するような装飾音型です。
上方と下方の隣接音を経て主音符に戻ります。
たとえば、Gにターンがついていたならば、GAGFG をすばやく演奏すればいいわけですね。
逆向きのターンもあり得ます。
つまり、GFGAG の可能性も考慮に入れなければなりません。
これも、演奏者( = Midi 作成者 ) の解釈に任されています。
ターン記号の真上や真下に # や b がついていれば、臨時記号と同等に解釈します。